新しい20バーツ紙幣が登場

偽造防止のための新技術を導入した新20バーツ紙幣が2013年4月1日から流通

タイ中央銀行が2013年4月1日(月)から、新しい20バーツ紙幣を流通させると発表しました。

新20バーツ紙幣は、現在使われている20バーツ紙幣と同じ色とサイズですが、通常の印刷では再現が困難な微細な線、ブラックライトで浮かび上がる文字、見る角度で色が変わる「安全線」の採用など、偽造防止のための新技術を複数導入されています。

加えて、紙幣識別機、自動販売機、そして目の不自由な方達にも容易に識別できるようになっています。

デザインは、従来の20バーツ紙幣と同様、表面に国宝陛下の肖像画が描かれています。裏面には偉大なるタイ君主への表敬としてラムカムヘーン王の肖像が入っています。

従来の20バーツ紙幣は、10年以上にわたって流通してきましたが、今回の新20バーツ紙幣はシリーズ16代目となります。今後、徐々に新20バーツ紙幣へ代わっていきます。なお、現在流通している旧紙幣は4月1日以降もそのまま使用できますが、新紙幣との交換は、国内の各銀行の窓口で交換できます。

ちなみに、20バーツというお金、屋台で小腹が空いた時に活躍するといったところでしょうか。

新20バーツ紙幣の表・裏

新20バーツ紙幣の表・裏

従来の20バーツ紙幣の表・裏

従来の20バーツ紙幣の表・裏