2014年の水掛け祭りソンクラーン(タイ旧正月 / Songkran Festival)/2014年4月13日(土)~15日(月)
タイでは連日の猛暑となる4月はタイの旧正月の時期。タイには、西暦の正月、中華系タイ人が祝う旧正月、そしてソンクラーンと呼ばれるタイ暦の旧正月と、一年に3回もお正月を祝います。
中でも、このタイ歴の旧正月であるソンクラーンが一番の盛り上がりを見せます。タイのお正月(ソンクラーン)と言えば水かけ祭りです!
もともとソンクラーンは、新年を祝うため家族が一堂に集まり、共同で仏像のお清めを行ったり、家族の年長者の手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習がありました。
現在では「お祭り」という色彩が強くなり、期間中は国を挙げての水を掛け合う光景がお馴染みです。 国籍も性別も関係なく、老若男女みんなが参加できる、お祭りです!
さて、ソンクラーンは毎年4月13・14・15日の3日間に祝い、この3日間は国民の祝日となっています。タイ全国で前後の1週間で長期休暇を取って地元に帰省するタイ人も多くいます。
とはいえ、東海岸部、チェンマイなどの北部、イサーン東北部、南部など地方によって多少、日程が異なります。
タイ王国政府観光庁による、タイ各地でのソンクラーンの様子を紹介した動画
タイ人・外国人の老若男女まで、水かけの無礼講!
ソンクラーンの期間中は、誰に水をかけても良いとされているため、子供から大人、タイ人から外国人まで、お構い無しです。全身から水を浴びてしまうこともあるため、カメラや携帯などの所持には注意が必要です!
バンコクでは地方出身者が一斉に帰省しますが、王宮周辺を中心にさまざまな催しが行わます。例えば、ワット・ポーではタイ北部・東北部・中央部・南部それぞれのソンクラーンの祝い方が披露されます。
バックパッカーの拠点としてお馴染みのカオサン通り、あるいはシーロムロードでも大規模な水掛け合戦が繰り広げられます。バンコク都庁前の広場(ワット・スタットの北側)では、タイの伝統的な服装での水かけ祭りもあります。
また、バンコクの大型ショッピングモールの「セントラルワールド」、巨大ナイトマーケットの「アジアティーク ザ リバーフロント」(Asiatique The Riverfront)では、特別な音楽ライブ・イベントが開催されます。
- セントラルワールド公式サイト内のSongkran Festival 2014ページに詳細な出演アーチスト情報有り。
- アジアティーク ザ リバーフロント(Asiatique The Riverfront)
バンコク各地での水かけ祭りの様子
Songkran on Khao San Road / fabulousfabs
P1030313 / Pietro Motta
Songkran celebration at Wat Dan Samrong road / thomaswanhoff
Songkran in Silom / cnener
2014年タイ各地のソンクラーンのスケジュール
バンコク、バンコク近隣
- バンコク:4月13日(日)~15日(火)
- アユタヤ旧市街:4月13日(日)~15日(火)
- カンチャナブリー:4月13日(日)~18日(金)
- スパンブリー県:4月12日(土)~14日(月)
- サムットプラカーン県(プラパラデーン地区):4月18日(金)~20日(日)
タイ東海岸
- パタヤ:4月11日(金)~20日(日)
- チョンブリー県(バーンセーン):4月16日(水)・17日(木)
タイ北部&東北部
- チェンマイ:4月11日(金)~16日(水)
- スコータイ:4月6日(日)~16日(水)
- ナコーンパノム県:4月12日(土)~15日(火)
- コンケーン県(カオ二アオ通り):4月5日(土)~15日(火)
- ノーンカーイ県:4月6日(日)~18日(水)
- ウドンターニー県:4月12日(土)~16日(水)
タイ南部
- プーケット(パトン・ビーチ):4月12日(土)・13日(日)
- サムイ(チャウエン・ビーチ):4月13日(日)
- ハジャイ:4月11日(金)~15日(火)
- ナコーンシータマラート県:4月12日(土)~14日(月)
参考URL
- タイ王国政府観光庁の公式サイト内のThailand gears up for traditional Thai New Year (Songkran) fun にタイ各地のソンクラーン・スケジュールが掲載されています。