タイのアラブ、マレー音楽バンド、Baby Arabiaのドキュメンタリー映画とライブ

Baby Arabiaのドキュメンタリー映画上映会@アップリンク・ファクトリー/2012年10月19日(金)

「サウンド」に関わる表現の可能性を探る音楽フェスティバル、「サウンド・ライブ・トーキョー / Sound Live Tokyo」が、2012年10月26日(金)~28日(日)の3日間、東京文化会館 小ホールで開催されます。 出演するのは菊地雅章、Phewと小林エリカによるユニットProject UNDARK + ディーター・メビウス、振付家/演出家の山下残、工藤冬里率いる不定形プロジェクトマヘル・シャラル・ハシュ・バズ、ヴィジュアル・アーティスト/演出家ティム・エッチェルスなど多様なアーティスト達です。

そして、このフェスティバルに、タイのアラブ音楽バンド、Baby Arabiaも出演! 彼らの活動に焦点を合わせたBaby Arabiaのドキュメンタリー映画「Baby Arabia」上映会(日本語・英語字幕つきでHDCAM上映)、そしてライブが行われます。

この音楽フェスティバルに先立ち、10月19日(金)には渋谷アップリンク・ファクトリーにて、ドキュメンタリー映画「Baby Arabia」の先行上映会も行われ、監督を手がけたタイ人映画監督の舞台挨拶も予定されています。

タイのイスラム・コミュニティでアラブ/マレー音楽を演奏するBaby Arabia

Baby Arabiaは、タイではマイノリティのイスラム・コミュニティでアラブ/マレー音楽を35年以上演奏しているバンド。

1975年に結成され、タイからメッカ巡礼に赴いたイスラム教徒たちが持ち帰ったレコードなどのアラビア語やマレー語の歌詞を耳でコピーして独自の音楽として演奏しています。

パーカッションを中心とした伝統的なアラブ=マレー音楽にエレキ・ギターやキーボードを導入した上で、現代的なアレンジで演奏。タイ・ポップのイスラム風アレンジも行なうそうです。

ドキュメンタリー映画『Baby Arabia』は、タイのイスラム教徒をテーマにしたPanu Aree、Kong Rithdee、Kaweenipon Ketprasitによる連作ドキュメンタリー映画の3本目にあたる作品で、2011年にタイで公開されています。

1990年代から日本でもタイ・ポップスの紹介が続きましたが、このようにタイ国内のマイノリティ音楽は、カントゥルムの歌手ダーキーぐらいでしょうか。

Baby Arabiaが、いったいどんな音楽なのか、興味をそそられます!

BABY ARABIA動画ファイル / BABY ARABIA Official TRAILER

ドキュメンタリー映画『Baby Arabia』先行上映会の概要

  • 日時:2012年10月19日(金)19:45開場/20:00上映開始
  • 場所:渋谷アップリンク・ファクトリー
  • 料金:一般1,500円(1ドリンク付き)br /> ※Sound Live Tokyoのチケット(券種は不問)を持参の場合方は1,000円(1ドリンク付)
  • 備考:Blu-ray上映。Kong Rithdee(監督)の舞台挨拶あり
  • 上映会の詳細、予約

サウンド・ライブ・トウキョー / Sound Live Tokyoの概要

  • 開催日:2012年10月26日(金)~28日(日)
  • 会場:東京文化会館 小ホール(東京都台東区上野公園5-45)[地図を表示]
  • 参加アーティスト:菊地雅章、工藤冬里/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、サンガツ、ティム・エッチェルス、Project UNDARK + ディーター・メビウス(ゲスト出演・後藤まりこ)、Baby Arabia、山下残
  • 備考:Blu-ray上映。Kong Rithdee(監督)の舞台挨拶あり
  • 料金:全席自由席。3日通し券 前売7,000円/前売学割6,000円/当日なし、他。
  • プログラム、料金などの詳細は公式サイト サウンド・ライブ・トーキョー にて。