日本の外務省が発令していた渡航情報(危険情報)が引き下げ/2012年11月16日
2011年11月16日、バンコクやアユタヤなどタイ中部の洪水の影響があった地域に日本の外務省が発令していた渡航情報(危険情報)が引き下げられました。
詳細は在タイ日本国大使館の公式サイトにて。
2012年11月16日時点での現状
2012年11月16日現在、ナコーンサワン県、ウタイターニー県、ロッブリー県、サラブリー県、アユタヤ県では、水位は徐々に低下しており、洪水の影響が回復に向かっています。
タイ国内で洪水の影響を受けていない地域
以下の地域では、洪水の影響はありません。
- 北部:チェンマイ、チェンライ、ランパーン、スコータイ
- 東北部:ルーイ、ウボンラチャター二―、ウドンターニー、ナコーンラーチャシーマ(コラート)
- 中部:ホアヒン、プラチュアッブキリカーン、カンチャナブリー、パタヤ、チョンブリー、ラヨーン、チャーン島
- 南部:チュンポーン、サムイ、クラビ、パンガー、プーケット、スラーターニー、ナコーンシータマラート、ソンクラー、サトゥーン
タイ国内の移動ですが、長距離バスは、洪水の影響により一部路線を変更して運行。一部路線では運休しています。空路を利用するのが賢明です。
なお、空港への移動の際には、交通渋滞に巻き込まれる可能性もあります。時間に余裕をもって移動する必要があります。
バンコクの現状
バンコク中心部のほぼ全域では、現在まで洪水の影響は出ていません。通常通りの観光が可能です。
現在、避難勧告が出ているエリアは、以下のとおりです。
●バンコク都:ドンムアン地区、ラクシー地区、バンケーン地区、タウィーワッタナー地区、バンプラット地区、タリンチャン地区、バンケー地区、サーイマイ地区、チャトゥチャック地区、クロンサムワー地区、ノンケーム地区、パーシーチャルーン地区
●新たな避難勧告エリア:カンナーヤーオ地区の一部、バンコク・ノイ地区、チョムトン地区、バンボーン地区
これらの地域は、すべて地元の住宅エリアで、旅行者の滞在するエリア、外国人の多く住むエリアではありません。
バンコクの道路・交通の現状
●バンコク都内のMRT(地下鉄)、BTS、エアポートレイルリンクは通常通り運行しています。
●長距離バスは、洪水の影響により一部路線を変更して運行。一部路線では運休しています。
●タイ国鉄の北部および南部路線は、一部洪水の影響のあるエリアで路線変更を行い、通常通り運行しています。洪水の状況により出発駅をフアランポーン駅またはナコンパトム駅に変更するため、列車利用の際には、事前に確認をする必要あります。
●スワンナプーム国際空港は、通常通りです。
タイ国内主要連絡先
- タイ気象局:http://www.tmd.go.th/en(英語・タイ語のみ)
- TATツーリストコールセンター:1672
- タイ国際航空:02-356-1111
- バンコクエアウェイズ:02-265-8777 / Twitter: @bangkok_airways
- エアー・アジア:02-515-9999
- ノックエアー:02-900-9955
- タイ国鉄(SRT)コールセンター:1690
- トランスポート会社ホットライン(バンコク都内バスの会社):1490
さらに詳細な情報は、タイ国政府観光庁のサイトにて