バンコクにあるレストラン「Nahm」(ナーム)が2014年度アジアでベストなレストランに輝く!

アジアでベストなレストランをランキング化した「第2回アジアのベストレストラン50」のトップは、バンコクのタイ料理レストラン「Nahm」(ナーム)

「第2回アジアのベストレストラン50」(Asia’s 50 Best Restaurants 2014)が、シンガポールのセントーサ島にあるリゾートホテル、カペラ・シンガポールで発表されました。

同イベントは、アジアのトップ・レストランのシェフが一堂に会する華やかなもので、2014年4月にロンドンで開催される「世界のベストレストラン50」のアジア版。

「第2回アジアのベストレストラン50」ランキングのトップは、タイ・バンコクにあるタイ料理レストラン「Nahm」(ナーム)に輝きました。

「Nahm」(ナーム)は、バンコクのサトーンにあるメトロポリタンホテルのグランドフロアー内にあり、寺院をイメージしたお店。昨年の第3位からのランクアップし、2014年のアジアのベストレストランとなりました。

同レストランをを率いるオーストラリア人のデイヴィッド・トンプソン・シェフは、100年前のタイ料理のレシピ文献を研究するなど、タイ料理の世界的権威として知られています。

「Nahm」(ナーム)の料理は、タイの伝統と革新をテーマに、魚の薫製、ピーナッツとタピオカの団子、淡水クレーフィッシュと豚肉、アジアンペニーウォートのサラダなどの軽くて創造的な前菜から、エシャロット、若唐辛子、コリアンダーで調理されたエビミンチや新鮮野菜と薫製豚肉添え、アヒルの塩漬け卵とエビとナマズのグリル、新鮮野菜付き、など、古くて新しい高級タイ料理です。

第2位は東京・南青山にあるフレンチレストラン「Narisawa」。フレンチ料理に日本食材を巧みに融合させる技で、昨年の「第1回アジアのベストレストラン50」でも、見事トップに輝いています。

第3位には、タイ・バンコクのルンピニーにあるインド料理レストラン「Gaggan」(ガガン)がランクインしました。

「Gaggan」(ガガン)は、カルカッタ出身のシェフ、ガガン・アナンドのコロニアル風の美しい建物のレストラン。

コリアンダーの泡と組み合わせたグリーンペッパーコーンのケバブや、ストリートフードとして親しまれるスナック「パプディ・チャート」を、ワッフルの上に球型のヨーグルトを乗せて、ハーブの泡とタマリンドのチャットニーを添えた「2050年のチョウパティ」など、インド料理に超モダンな要素を加えたスタイルが、タイの王室、そしてセレブや国際的な美食家達から支持を受けている、とのことです。

なお、日本のレストランは、ベスト50内にアジア最多となる10店がランクイン。 タイのレストランは、6店がランクインしました。

また、「アジアの最優秀パティシエ賞」も発表。昨年と同様にシンガポールのジャニス・ウォン氏が受賞。そのクリエイティブなスイーツを発信し続ける姿勢が認められての受賞となりました。

「2014年度 アジアのベストレストラン50」にランクインしたタイのレストラン6店リスト

Nahm(ナーム)
タイ各地から取り揃えた貴重な食材を使い、ほとんど知られていないタイのレシピより、取り皿で頂く濃厚な味わい! ランチは12pmから2.30pm、ディナーは7pmから10.30pm。
住所:Ground floor, Metropolitan Hotel, 27 South Sathorn Road, Bangkok 10120
電話/Tel:+66 2 625 3388
公式サイト:レストラン・バー - メトロポリタン公式サイト
Gaggan(ガガン)
伝統的なインド料理に超モダンな要素を加えたインド創作料理を提供。そのユニークで遊び心満載のスタイルは、タイ国内外の美食家達から支持されています!
住所:68/1 Soi Langsuan, Ploenchit Road, Lumpini, Bangkok 10330
電話/Tel:+66 2 652 1700
公式サイト:Gaggan
Sra Bua By Kiin Kiin
バンコクの高級ホテル「シアム・ケンピンスキー・ホテル」(Siam Kempinski Hotel)内にあるモダンタイ料理レストラン。レストランの名前(蓮池)の通り、レストラン内には、ユリ根と蓮の花が華やかに飾られています。トムヤムスープ、レッドカレーやパッタイを、斬新にモダンにしたメニューが特徴。ランチ: 12:00 – 15:00 (last order at 14:00)、Dinner: 18:00 – 23:00 (last order at 22:00)
住所:991/9 Rama 1 Road, Pathumwan, Bangkok 10330
電話/Tel:+66 2 162 9000
公式サイト:Sra Bua By Kiin Kiin – Siam Kempinski Hotel
Bo.Lan(ボ。ラン)
スクンビットにある本格的タイ料理レストラン。ロンドンの「Nahm」(ナーム)で修行を積んだドゥアンポーン・ソンヴィサヴァとアメリカ出身ディラン・ジョーンズ二人のシェフが、屋台メニューから伝統的な家庭料理、宮殿スタイルのメニューまでを幅広く提供。「ボ。ランのバランスセットメニューは、ジャックフルーツ風味の豚肉ミンチとクラッカー、淡水エビと現地で取れるナスにオーガニックソフト卵を加えたサラダなど絶妙な数々の小皿料理。 料理の構築と盛りつけは、西洋からの影響を一切受けていない、タイ料理の上級者向けレストラン。
住所: 42 Soi Pichai Ronnarong Songkram, Sukhumvit 26, Klongteoy, Bangkok 10110
電話/Tel:+66 2 260 2962
公式サイト:Bo.Lan
Issaya Siamese Club
モダン タイ料理 トロピカルガーデンに包まれた1920年代のヴィラにある「Issaya」は2011年オープン。フォーシーズンズホテルの料理長も務めたシェフのキッティチャイは、タイで毎週放送されるテレビの料理ショーでもお馴染みの有名人。シェフのオーガニックガーデンで栽培されるタイ伝統のハーブや野菜も、チリペーストで調理したベビーポークリブや、ジャスミンの花のパンナコッタとジャスミンライスアイスクリームなど、モダンなひねりを加えて提供。
住所:4 Soi Sri Aksorn, Chua Ploeng Road, Sathorn, Bangkok
電話/Tel:+ 66 2 672 9040-1
公式サイト:Issaya Siamese Club
Eat Me
2階建ての「Eat Me」は、アートギャラリーを兼ね備えた、洒落た雰囲気のレストラン。ニューヨーク出身の料理長・ティム・バトラーがインターナショナルなフレイバーを融合した料理を提供。アボカド、柚子とパンチェッタのアラスカホタテ、赤パパイヤ、トーストココナッツとキンマの葉を加えた斬新なチキンサラダ、あるいは黒トリュフとパルメザンチーズのリゾットとパッパルデッレ ウサギ ラグーなどなど。
住所:1/6 Soi Pipat 2 (off Soi Convent), Silom, Bangkok 10500
電話/Tel:+66 2238 0931
公式サイト:EAT ME RESTAURANT

「アジアのベストレストラン50」とは?

「アジアのベストレストラン50」を主催するのは、イギリスのウィリアム・リード・ビジネス・メディア(William Reed Business Media)社。

「アジアのベストレストラン50」ランキングは、世界を26の地域に分けて、それぞれの地域ごとのトップシェフ、フードライター、レストランオーナーや美食家などレストラン業界で影響力を持つ食の専門家で「ベスト・レストラン50アカデミー」を編成。

これらの専門家たちが、過去18ヶ月間に各レストランに訪れたダイニング体験を基に評価して各自が7店舗に投票し、アジアのレストランの各投票数を算出してランキングが決まります。

「第2回アジアのベストレストラン 50」の対象となった国は、バングラデシュ、ミャンマー、ブルネイ、ブータン、カンボジア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モルジブ、ミクロネシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、 スリランカ、台湾、タイ、東ティモール、ベトナムです。

「2014年度 アジアのベストレストラン50」 トップ10

  • 第1位 Nahm(タイ、バンコク)
  • 第2位 ナリサワ(Narisawa)(日本、東京)
  • 第3位 Gaggan(タイ、バンコク)
  • 第4位 Amber (香港)
  • 第5位 龍吟(Ryugin)(日本、東京)
  • 第6位 Restaurant Andre(シンガポール)
  • 第7位 Waku Ghin(シンガポール)
  • 第8位 Ultraviolet by Paul Pairet(中国、上海)
  • 第9位 Lung King Heen(香港)
  • 第10位 8 1/2 Otto e Mezzo Bombana(香港)

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