大阪アジアン映画祭2013の「コンペティション部門部門」にて2012年タイ映画最大のヒット作「ATMエラー」が登場!/2013年3月8日(金)~17日(日)
2013年3月8日(金)~17日(日)の期間、今年も「大阪アジアン映画祭2013」が、ABC ホール(大阪・福島)、大阪歴史博物館(谷町四丁目)、梅田ブルク7(梅田)、梅田ガーデンシネマ(梅田)、シネ・ヌーヴォ(九条)などを会場に開催されます!
「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマとして開催されてきた「大阪アジアン映画祭」も、今年で第8回目を迎えます。アジア映画最新作のコンペティション部門、ならびに特別招待部門、そして特集企画などを主な柱に開催されます。
また、昨年度から新設された「インディ・フォーラム」部門も引き続き開催され、CO2助成作品の上映やアジアの若手映画作家の作品上映と交流などを通じて、アジアにおけるネットワークの形成を図ります。
さて、気になるタイ関連映画としてはコンペティション部門にて、「ATM エラー(ATM)」が上映される他、 特集企画「GTHの7年ちょい 〜タイ映画の新たな奇跡」では、タイの映画会社GTHの作品が一挙7本上映されます!
コンペティション部門は、2011年以降に製作されたアジア映画の中から日本初公開の秀逸な作品を厳選。「グランプリ(最優秀作品賞)」「来るべき才能賞」等を競います。各賞の発表と授賞式は3月17日のクロージング・セレモニーで発表されます!
さらに、アジア諸国の映画人をパネリストに迎えての「特別シンポジウム」、大阪ゆかりの映画の上映や大阪の映画人・映画ファンが選んだベストテン発表および表彰式を行う「おおさかシネマフェスティバル~映画ファンのための映画まつり~」など関連企画も多彩です。
関連イベントもいろいろと有り! 例えば、2013年2月18日(月)~3月31日(日)の期間、第8回大阪アジアン映画祭開催と協賛して、大阪の大型書店「MARUZEN & JUNKUDO 梅田店」で「アジア映画ブックフェア」が開催されます。世界から注目されているアジア映画の多様かつ多彩な魅力を伝えるアジア映画の関連書籍が一堂に会します。また、過去の大阪アジアン映画祭公式カタログも販売するそうです。
特集企画「GTHの7年ちょい 〜タイ映画の新たな奇跡」で、タイの新興映画会社GTHの作品が一挙7本上映!
タイ映画といえば、ここ数年はトニー・ジャーやジージャーらに代表される驚異のアクション映画が積極的に紹介されてきました。
一方、GTH社は都会的で洗練された作品によって支持を受け、創立7年余りで、今やタイ最大のメジャー映画会社となっています。
このGTH社はタイの大手エンターテイメント会社、グラミー/Grammy系の映画会社。実は、グラミーの名前で以前から映画を製作しています(^_^;
「都会的で洗練」という点もグラミーの音楽と同じ構図ですね。
そのGTH社の歩みを、初期のヒット作品「フェーンチャン ぼくの恋人」から、日本未公開作品まで一挙に7作品が上映されます。
コンペティション部門で上映される「ATMエラー」もGTH社の作品です。
「ATMエラー」の概要と上映スケジュール
「ATMエラー」は、2012年のタイ映画界の最高ヒット作となったコメディ作品です。作品を手がけたのは、あの「恋するリトルコメディアン」でおなじみのメート・タラートン監督。
映画は、職場恋愛が禁止されているお堅い日系銀行を舞台に、隠れて交際するカップル。そんな時、その銀行のATMが故障して、お金が倍額バラまかれて・・・。美男美女のカップル、そして一癖もふた癖もある人物たちが爆笑を誘います!
「ATMエラー」は、2012年の興行収入が500万米ドルを超えるというタイ映画史上に残る記録を叩き出しています。なお、 3月15日の上映に際してはメート・タラートン監督をはじめ、GTH社の映画関係者による舞台挨拶も予定されています。