日本外務省が、2010年7月7日、「2009年海外邦人援護統計」を発表しました。これは、日本の在外公館などが、事件や事故などで日本人を援護した実績をまとめたものです。
2009年は、2008年に比べて日本人渡航者数が3.4%減となっていますが、援護件数は同2.02%増加しています。また、60歳以上の被援護者数は同28.6%増と大幅に増えています。
擁護件数が多い在外公館を見ると、在タイ日本国大使館が1,193件と、今年もトップとなっています。2番目に擁護件数が多いのは、1,071件の在上海日本国総領事館、3番目は927件の在フィリピン日本国大使館となっています。
これで、在タイ大使館は17年連続で擁護件数が最も多い在外公館となっています。
- 海外邦人擁護件数 2009年(平成21年)版
- 外務省 海外安全ホームページに、海外邦人擁護件数 2009年(平成21年)版がPDF形式でアップされています。全部で3つのファイルがあり、1. 事件・事故等援護件数の特徴と推移(PDF:157KB)、2. 海外邦人援護統計の推移と2009年の内訳(グラフ)(PDF:1,355KB)、3. 事件・事故等援護関係統計(全世界及び地域別内訳)となっています。