タイ旅行情報とバンコクの洪水状況

11月2日時点でのタイ旅行情報

11月2日現在、依然としてバンコクの洪水状況は予断を許さない状況です。では、タイ旅行が全面的に危ないか? と言えば、洪水被害が及んでいない地域も沢山あります。 洪水対策が強化されているスワンナプーム国際空港は、通常通り、稼働していますし、タイ国鉄の北部路線は、通常通り運行しています。

ただし、バンコク中心部にあるフアランポーン駅とチェンマイの間で、一部洪水の影響を受けているエリアを迂回するため、通常より最大2時間の遅れが出ている模様です。 タイ国鉄の南部路線は、バンコク西部の洪水の影響から、出発をバンコクのフアランポーン駅またはナコーンパトムに変更し運行中です。

11月2日時点でのバンコクの洪水状況

現在、以下のエリアが避難勧告エリアとなっています。ドンムアン地区、ラクシー地区、サーイマイ地区、バンケーン地区、タウィーワッタナー地区、バンチャン(クロンサムワー地区内)、バンパーイ準地区(バンケー地区内)、クロンサムワー地区東部です。

これらの地域は、地元の住宅エリアで、通常、旅行者が滞在するエリアではありません。

また、バンコク都水道局は、バンコク都内における給水に問題はなく、WHO(世界保健機関)の水質基準を維持していると発表しています。バンコク西部の冠水エリアでは、水の変色がみられる可能性もあり、使用前に一度沸騰させて使用することを推奨しています。

電力供給は通常通で、インターネット・電話回線など通信サービスは通常通り利用可能とのことです。 タイ国政府観光丁の公式サイトに、詳細な情報とバンコクの警戒エリア、注意喚起エリア、避難勧告エリア、浸水の発生しているエリア状況の地図がアップされています。