「大阪アジアン映画祭2010プレ企画」にてタイの傑作映画が2本が上映!/2月6日( 土)~2月12日(金)

「大阪アジアン映画祭2010」が、3月6日(土)~3月14日(日)の期間、ABCホールと大阪歴史博物館をメイン会場にして開催されます。

それに先立ち、2月6日(土)~2月12日(金)には、プレイベントとして大阪市の映画館シネ・ヌーヴォにて『アジア映画の巨匠たち』が開かれます。フィリピン、タイ、インド、韓国、インドネシアの5カ国の8人の監督によるアジア映画の傑作作品が上映されます。

タイからは、タイの若手映画人に大きな影響を与えたラット・ペスタニー監督作品の『地獄のホテル』と、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作品の『トロピカル・マラディ』の2本が上映されます!

『地獄のホテル』(1957年)は、田舎の宿を舞台に次から次へと出来事が起こる、タイ式グランドホテル・スタイルの一本。ラット監督は、1961年ベルリン映画祭に『黒いシルク』を正式出品するなど、ヨーロッパでもいち早く紹介されているタイの映画監督です。

『地獄のホテル』は、2月6日(土)、2月8日(月)、2月9日(火)、合計3回の上映が予定されています。

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『トロピカル・マラディ』(2004年)は、呪いによって人間が虎に変身するというタイの民間伝承を背景に描き、世界の映画祭で絶賛された作品です。カンヌ映画祭でも論議の的となった衝撃的な作品です。

『トロピカル・マラディ』は、2月10日(水)、2月11日(木)、2月12日(金)、合計3回の上映が予定されています。

日本でもすっかりお馴染みになりつつあるタイ映画のもう一つの魅力に触れるチャンスです!

なお、2月6日(土)15時10分からは、東京国際映画祭アジア部門ディレクターの石坂健治さんによるトークショーも予定されています。

  • 大阪アジアン映画祭2010プレ企画開催期間:2月6日(土)~2月12日(金)
  • 開催場所:映画館シネ・ヌーヴォ(大阪市・九条)